バウンスシャッセ(リッチダンサーの11) 第4戦


キャロットクラブ出資愛馬第20号は、母馬と厩舎の魅力で選んだ馬。

母リッチダンサーは産駒からは2000ギニーGT3着馬を輩出しており、 日本でもホーカーテンペストが芝のマイルで4勝を挙げオープン入り。続く愛馬のフロアクラフトもオープン特別で2着、オークス GTで5着と力を見せる。

ホーカーテンペストはデビュー前にその素晴らしい馬体が話題になった馬で、馬体にこだわる私としては安価だし飛びつきたい母の産駒。日本でも産駒は能力を見せ、やはり母リッチダンサーの仔出しは相当良いと考える。安価で2、3勝馬を目指す私がリッチダンサーの仔を買うのは必然。

今回は関東馬だが、藤沢和雄厩舎となれば別格。アフロディーテでも満足させていただいたし、なんと言っても師の大ファン。この金額で藤沢和雄厩舎というものお得感満載。ましてや馬も素晴らしい。よく約68パーセント程度の抽選を勝ち抜いたものだ。


デビュー前の追い切りはコース全体の5番時計を計時するなど、2歳新馬としては破格の動き。

そしてレースもスタート直後にコーナーという外枠不利なコースで大外枠になるも完勝!!見事デビュー戦を飾る。

しかも芝1800mで勝ち上がりということで、クラシックへの夢は広がる。

しかし、そこから重賞に連続挑戦するも出番なしの大敗。現状重賞では力不足。

とはいえ競馬ブックのスピード指数でも前走は新馬戦の70.0を上回る75.1。走りは良くなっているし、この数字は500万クラスなら勝ち負けの水準。そんなに悲観することはない。

そしてなんと言っても晩成傾向のゼンノロブロイ産駒。それが2歳でここまでやれるのだから、3歳で本格化したら楽しみ。1つ上の姉のフロアクラフトも3歳1月でようやく勝ち上がったように母も晩生の血統。まだまだこれからだ。


前走後、特に異常はないものの、リセットする為と成長を促すために11月5日にノーザンファーム天栄に放牧に出ましたが、12月4日に美浦トレセンに帰厩しました。


1月6日 中山9R 寒竹賞 3歳500万下 芝2000m 混合 定量に出走!!

1着/8番人気。

まずはご一緒の保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。
そして、早速たくさんのお祝いメッセージをいただきありがとうございました。

優勝した新馬戦同様1か月間厩舎でしっくりと入念に乗り込み、追い切り時計は圧巻の坂路4F50.3秒を計時。過去最高の動きで成長を感じる、今回は自己条件だし距離も前走の1600mは忙しく、延長は大歓迎だし勝ち負けを期待と書いていたら、8番人気と低評価ながらも圧巻の走りで優勝!!

3歳の1月とこんなに早い時期に2勝目を挙げてくれたことでクラシックへの夢は広がるし、最悪でも来夏には降級もできる。

しかし、なんと言っても走破時計も2分00秒8良馬場と時計のかかる中山芝2000mとしてはかなり優秀な時計。同日の古馬1000万クラスの勝ち時計を0.6秒も上回る。古馬1000万クラスと戦っても勝ち負けできそうな能力。

競馬ブックのスピード指数はななんと90.8!!姉でオークス5着馬のフロアクラフトの最高値を超える!!成長した今なら、重賞でも出番があるのではないか。


レース回顧と時計の分析、レース後のグレゴリー・ブノワ騎手と藤沢和雄調教師のコメントを掲載。

(2014年1月9日完結)

2013年11月27日立ち上げ

●前走後、特に異常はないものの、リセットする為と成長を促すために11月5日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました

 我らが愛馬バウンスシャッセは2戦連続の重賞挑戦となった前走のアルテミスステークスは良馬場で期待されましたが、パンチ不足で10着に敗退し、前走後特に異常はないものの、リセットする為と成長を促すために11月5日にノーザンファーム天栄へ放牧に出されました。

 現状、重賞では力不足を露呈しましたが、とはいえ競馬ブックのスピード指数でも前走は新馬戦の70.0を上回る75.1。走りは良くなっているし、この数字は500万クラスなら勝ち負けの水準。そんなに悲観することはありません。

 そしてなんと言っても晩成傾向のゼンノロブロイ産駒です。それが2歳でここまでやれるのですから、3歳で本格化したら楽しみに決まってます。1つ上の姉のフロアクラフトも3歳1月でようやく勝ち上がったように母も晩生の血統です。まだまだこれから成長が期待出来ますし、3歳秋辺りが本格化だと思っています。その頃までにコツコツと競馬を覚えてレースが上手くなって欲しいですね。

これ以降は2013年12月5日に作成

●12月4日に美浦トレセンに帰厩しました

 以下は12月4日に更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
4日に美浦トレセンへ帰厩しました。「脚元を含め状態を見ながら調整を進めていましたが、順調に乗り込むことができましたよ。全体的なコンディションも悪くなく、これならまた競馬を考えていけるなと思って厩舎と相談したところ、今週のタイミングでの帰厩が決まりました。競馬はおそらく年明けになると思いますが、いい走りを見せてほしいですね」(天栄担当者)

 ということで、11月5日からリフレッシュ放牧の為にノーザンファーム天栄へ放牧に出されていた我らが愛馬バウンスシャッセですが、12月4日に美浦トレセンに帰厩したということです。

 次走は年が明けてからということで、しっかりと乗り込んで強くなって欲しいですね。ロブロイ産駒ですし、これからどんどん成長して強くなってくれると思っています。

これ以降は2013年12月29日に作成

●気になる特別登録表(1月6日 中山9R 寒竹賞)

特別登録表 1月6日 中山9R 寒竹賞 3歳500万下 芝2000m 混合 定量

第1回登録完了馬 全24頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカノジュウハチ 田中勝春 56.0 11/30 新馬 中山芝1800
イオラニ 56.0 12/14 ひい5下 中山芝1600 14
オールステイ 松岡正海 56.0 11/30 葉牡5下 中山芝2000 11 12 13
カネコメオスター 江田照男 56.0 12/23 新馬 中山ダ1800
クインズチャイルド 56.0 12/08 新馬 中山芝2000
コスモディクシー 丹内祐次 56.0 12/07 エリ5下 阪神芝2000
サトノロブロイ 56.0 12/15 朝日GT 中山芝1600 10
サニーデイズ 津村明秀 56.0 11/17 未勝利 東京芝1600
スタンドアウト 56.0 12/14 ひい5下 中山芝1600 12
ダノンアンビシャス 内田博幸 56.0 11/10 新馬 京都芝2000
ダノンミシガン 三浦皇成 56.0 10/14 未勝利 東京ダ1600
ツクバアズマオー 戸崎圭太 56.0  9/28 芙蓉OP 中山芝1600
ティックルゴールド ブノワ 54.0 11/17 未勝利 東京芝1800
ハイアーレート 吉田豊 56.0 12/15 朝日GT 中山芝1600 12 15
バウンスシャッセ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600 10 10 14
ハギノハイブリッド 56.0 12/14 未勝利 中京芝2000
ブルーフラッシュ 56.0 12/08 新馬 阪神芝1800
ホルポッシュ ブノワ 56.0 12/07 未勝利 中山芝1600
マイネオーラム 柴田大知 54.0 11/30 葉牡5下 中山芝2000
ライアンセンス 石橋脩 56.0 11/09 京王GU 東京芝1400 10 10 10
ライザン 56.0 10/05 デイGU 京都芝1600 11
ルファルシオン 蛯名正義 56.0 12/22 ホーOP 中山芝2000 12
レッドオラシオン 吉田豊 56.0 12/22 ホーOP 中山芝2000 14 16 13
ロジテースト 後藤浩輝 56.0 11/30 葉牡5下 中山芝2000

馬名の緑字は5日のジュニアカップと福寿草特別にも特別登録している馬。青字は5日のジュニアカップに特別登録している馬。赤字は5日の福寿草特別にも特別登録している馬。

他のレースと重複登録している馬が多く、ジュニアカップが特別登録数19頭、福寿草特別は14頭なので、大幅に出走数が減ることが予想されます。

これ以降は2014年1月3日に作成

●気になる出馬想定表(1月6日 中山9R)

出馬想定表 1月6日 中山9R 寒竹賞 3歳500万下 芝2000m 混合 定量
想定数14頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカノジュウハチ 田中勝春 56.0 11/30 新馬 中山芝1800
クインズチャイルド 後藤浩輝 56.0 12/08 新馬 中山芝2000
コスモディクシー 丹内祐次 56.0 12/07 エリ5下 阪神芝2000
サニーデイズ 津村明秀 56.0 11/17 未勝利 東京芝1600
ダノンアンビシャス 内田博幸 56.0 11/10 新馬 京都芝2000
ダノンミシガン 三浦皇成 56.0 10/14 未勝利 東京ダ1600
ティックルゴールド ブノワ 54.0 11/17 未勝利 東京芝1800
ハイアーレート 吉田豊 56.0 12/15 朝日GT 中山芝1600 12 15
バウンスシャッセ ブノワ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600 10 10 14
ブルーフラッシュ 蛯名正義 56.0 12/08 新馬 阪神芝1800
ホルポッシュ ブノワ 56.0 12/07 未勝利 中山芝1600
マイネオーラム 柴田大知 54.0 11/30 葉牡5下 中山芝2000
ライザン 戸崎圭太 56.0 10/05 デイGU 京都芝1600 11
レッドオラシオン 吉田豊 56.0 12/22 ホーOP 中山芝2000 14 16 13

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在14頭出馬想定されています。バウンスシャッセの騎手予定がブノワ騎手になりましたが、ブノワはあちこちで指名されているようです(笑)。最終的にどこの馬に乗るんでしょうね。

福寿草特別が想定段階で10頭。ジュニアカップが同12頭でこの寒竹賞が一番多そうですね。少しでも出走頭数は少ない方が有り難いんですけどね。

●追い切り情報(1月3日更新)

前走前 10月30日 美浦南芝 重馬場 馬なり余力

杉原誠人
5F 69.9
4F 53.5
3F 38.8
1F 12.2[2]
スーパームーン(古馬1600万下)馬なりの外を1.0秒先行0.2秒先着



12月8日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
4F 56.9
3F 42.1
2F 27.7
1F 13.7


12月10日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.0
3F 45.1
2F 29.7
1F 14.8


12月11日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 56.2
3F 42.1
2F 28.7
1F 14.6


12月15日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.6
3F 39.2
2F 25.0
1F 12.5
アピシウス(2歳未勝利)馬なりを0.2秒先行同入


12月17日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.4
3F 45.2
2F 29.5
1F 14.7


12月18日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 51.4
3F 37.7
2F 25.2
1F 12.8
パシャドーラ(古馬500万下)馬なりを0.9秒追走同入


12月23日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.5
3F 40.0
2F 26.1
1F 12.8
パシャドーラ(古馬500万下)馬なりを0.4秒追走同入


12月27日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.5
3F 39.5
2F 25.8
1F 13.0
レンディル(障害オープン)馬なりを0.3秒先行同入


12月29日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.4
3F 45.2
2F 29.1
1F 14.2


12月30日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.6
3F 45.2
2F 30.0
1F 14.7


12月31日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 50.3
3F 37.4
2F 25.0
1F 12.9
パシャドーラ(古馬500万下)馬なりを0.3秒先行同入


1月2日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 62.2
3F 45.4
2F 29.4
1F 14.1


1月3日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 53.7
3F 39.3
2F 25.9
1F 12.5
サトノフェラーリ(3歳500万下)馬なりを0.4秒追走0.2秒先着
 12月8日、ハロン14秒くらいで追い切られました。出走予定は年明けで約1か月ありますが、今回は強かった新馬戦同様、厩舎で入念にトレーニングを積みレースに臨むようです。確かに、それで結果が出たわけですから。

 12月10日、時計にならない程度の15−15で追い切られました。順調です。

 12月11日、15−15強で追い切られました。状態は新馬戦前が一番良かったですから、上手く調整して、あの時くらいの状態に持って来て欲しいですね。
 以下は同日(12月11日)更新されましたクラブ公式HPバウンスシャッセの近況報告です。
「帰厩させていただいてから特に大きな問題はなく順調に調整をスタートできていますよ。週末から時計を出し始めて本日2本目の時計を出しました。あくまでも現段階ですが目標を寒竹賞あたりに設定することになりましたので、競馬はまだ先です。基礎から固めていくようなイメージでじっくりと乗り込みを進めていくようにしていますので、今朝もそこまで派手な時計は求めずに14−14くらいで乗っています。雰囲気は決して悪くないですし、滞りなく進めていけそうな気がしますよ」(津曲助手)状態次第ですが、今のところ2014年1月6日の中山競馬(寒竹賞・芝2000m)に出走を予定しています。
 ということで、やはり基礎からしっかりと固めていくイメージだそうで、次走は期待したいですね。一応ですが、次走は2014年1月6日 中山9R 寒竹賞 3歳500万下 芝2000m混合 定量を予定ということです。

 12月15日、ハロン13秒程度の速い追い切りをかけられました。出走は年明けですが勝ったデビュー戦前同様にビシビシと乗り込まれています。今回はしっかりと仕上げての出走になりますし、また晩成のロブロイ産駒の成長力もジリジリと加わっているでしょうから自己条件の次走は少なくとも掲示板を期待したいですね。

 12月17日、時計にならない程度の15−15で追い切られました。次走へ向けてなかなかハードに調教されています。

 12月18日、古馬相手に随分と後ろから追走して素晴らしい伸び脚で同入しました。この動きだけでもやはり能力は相当ありますね。あと2、3勝は出来る馬だと思います。晩生のロブロイ産駒ですからこれからの成長が楽しみです。

 12月23日、次走へ向けて入念に乗り込まれています。しっかりと併走相手に先着できていますし状態は良好ですね。勝った新馬戦前のように入念に乗り込まれており、次は相当期待出来ると思っています。

 12月27日、ハロン13秒の速いところを乗られています。今回はかなりの負荷をかけられており、GT出走かと思えるほどです。これだけしっかりと乗り込んでいただいて結果が出なければ仕方がないと諦められますし、丁寧にやってくださることは有り難いですね。

 12月29日、30日、通常は時計にならない15−15ですが、若干ハロン15秒を切ったので追い切り時計となりました。毎日のように15−15以上でハードに追い切られています。

 12月31日、坂路で4F50.3秒の好時計を計時しました。これはやはり能力を感じますねぇ。そして以前よりも成長も感じます。ここ2戦は大敗でしたが、ロブロイ産駒ですし以前よりも力をつけていると思います。次走は期待をしていいのではないでしょうか。

 1月2日、15−15で終いだけハロン14秒で追い切られました。とにかく凄い調教量で、間違いなく勝った新馬戦の水準です。これだけしっかりと仕上げてどれだけ通用するのかと言ったところですね。これでさっぱりなら見切られてしまいそうで怖いですが・・・。

 1月3日、出走が確実なので仕上げに追い切られました。最後は全体にゆっくり入り終いを伸ばす調教ですが、しっかりと伸びており文句のない動きと思います。競馬ブックの短評では「馬体重目も気合良」です。これだけ乗り込んでいてもまだ重めのようですね。
 私ほっさんの追い切り評価は「A−」です。持っている能力はすべて出せる仕上がりだと思います。これであまりにもダメなら能力を疑うしかなさそうです。しかし、坂路で50秒台で走れるだけの脚力のある馬ですし、そんなにみっともない競馬にはならないと思いますが。

●出馬確定表

出馬確定表 1月6日 中山9R 寒竹賞 3歳500万下 芝2000m 混合 定量 全13頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アカノジュウハチ 田中勝春 56.0 11/30 新馬 中山芝1800
クインズチャイルド 後藤浩輝 56.0 12/08 新馬 中山芝2000
コスモディクシー 丹内祐次 56.0 12/07 エリ5下 阪神芝2000
サニーデイズ 津村明秀 56.0 11/17 未勝利 東京芝1600
ダノンアンビシャス 内田博幸 56.0 11/10 新馬 京都芝2000
ダノンミシガン 三浦皇成 56.0 10/14 未勝利 東京ダ1600
ティックルゴールド 田辺裕信 54.0 11/17 未勝利 東京芝1800
ハイアーレート 吉田豊 56.0 12/15 朝日GT 中山芝1600 12 15
バウンスシャッセ ブノワ 54.0 11/02 アル重賞 東京芝1600 10 10 14
ブルーフラッシュ 蛯名正義 56.0 12/08 新馬 阪神芝1800
ホルポッシュ 北村宏司 56.0 12/07 未勝利 中山芝1600
マイネオーラム 柴田大知 54.0 11/30 葉牡5下 中山芝2000
レッドオラシオン 中舘英二 56.0 12/22 ホーOP 中山芝2000 14 16 13

表中 騎手の太字は乗り替わり

●中山芝2000mコース解説

 スタート地点は4コーナーを曲がり終えたホームストレッチの右端。単純に芝1800mのスタート地点が200m右へスライドしたところで、同じように内回りコースを1周する。ゴール前の坂を2度越えるので、スタミナも要求されるのが特徴。2000mギリギリしかもたない馬にとってはやや苦しい。過去、皐月賞の好走馬が菊花賞でも好走しやすい一因は、こうしたところにもある。
 最初の1コーナーまで十分に距離はあるが、多頭数になった場合の外枠は不利。特に内の馬場状態がいい時は、外からの差し・追い込み馬はノーチャンスになる。その場合、内枠の逃げ・先行馬が穴をあけやすい。好位抜け出しができる馬か、馬群を割って差してこれる器用なタイプの差し馬を狙うのがセオリーだ。
 
少頭数の場合は、スローの上がり勝負となるのが必至。決め手のある差し・追い込み馬が中心となる。
有利な枠順 多頭数の大外以外
有利な脚質 先行〜差し
ポイント 末脚決め手、2000m以上の距離適性
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン
連対騎手ベスト 武豊、四位洋文、横山典弘、安藤勝己、蛯名正義
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 2分05秒0 2分06秒7 2分07秒9 2分07秒6
2歳未勝利 2分03秒9 2分02秒9 2分04秒5
2歳500万 2分02秒4 2分04秒6 2分03秒6
2歳オープン 2分03秒4 2分04秒6
3歳新馬 2分05秒7 2分07秒4 2分09秒4
3歳未勝利 2分03秒5 2分03秒8 2分03秒9 2分07秒5
3歳500万 2分02秒6 2分03秒1 2分04秒6 2分06秒9
古馬500万 2分02秒0 2分02秒3 2分05秒9 2分05秒0
古馬1000万 2分01秒7 2分02秒2 2分04秒1
古馬1600万 2分00秒8 2分01秒8 2分02秒5 2分07秒6
古馬オープン 2分00秒9 2分02秒2 2分03秒8 2分05秒7

●騎手はグレゴリー・ブノワ ほっさん評価「D」

 今回のバウンスシャッセの鞍上はグレゴリー・ブノワ騎手です。昨年初来日したフランスのジョッキーで正直、居たかなぁ〜?程度にしか記憶がありません。2013年のフランスのリーディングでも10位となんとも微妙な騎手です(笑)。さっぱりわかりません。もちろん、我が軍団愛馬にも初騎乗です。

 2013年終了現在、JRA通算3勝。勝率4.7パーセント、連対率10.9パーセント。昨年が初来日でそれ以前の記録はない。重賞未勝利。



 グレゴリー・プノワは1983年2月7日生まれの30歳。ベルギー国籍。1999年フランス騎手免許取得。2012年842戦100勝 (仏リーディング 5位)、2013年754戦 77勝 (仏リーディング10位)。昨年(2013年2月2日〜3月4日)初めて短期免許で来日。JRA全成績は64戦3勝(重賞0勝)。

 クリストフ・ルメール騎手とグレゴリー・ブノワ騎手のそれぞれの夫人が姉妹ということで、義兄弟にあたる。そういう縁からの来日になったようだ。


 ほっさん愛馬での成績 (初騎乗)

これ以降は2014年1月5日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ブルーフラッシュが初戦で見せたセンスと鋭さは一級品。昇級、初コースなど克服すべき課題はあるが、それらを楽にクリアしてくれそうな好素材。将来性を評価し本命に。対抗はブルーに負けず劣らずの素質馬ダノンアンビシャス。こちらも初戦で見せた決め手はかなりのものが。以下、キャリアで勝るマイネオーラム、良化度が大きそうなクインズチャイルド。」


短評は「波乱含み」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ホルボッシュ
ダノンミシガン
クインズチャイルド
アカノジュウハチ
ハイアーレート △△
ティックルゴールト △△
ダノンアンビシャス △△
サニーデイズ △△
レッドオラシオン
バウンスシャッセ
マイネオーラム
ブルーフラッシュ
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダノンアンビシャス 3.4
ブルーフラッシュ 3.8
マイネオーラム 6.7
ホルボッシュ 8.5
ハイアーレート 9.5
アカノジュウハチ 9.5
ティックルゴールド 10.8
バウンスシャッセ 14.1
クインズチャイルド 16.2
以下25倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
バウンスシャッセ 75 70 −13.5 75
ダノンアンビシャス 71 71
ブルーフラッシュ 70 70
マイネオーラム 85 82 78 85
ホルボッシュ 72 65 72
ハイアーレート 80 80 79 78


デイリー馬三郎

本紙の見解

「大外から一気の末脚で初戦を飾った◎アカノジュウハチ。内めの馬がごちゃついて運も味方したが、非凡な破壊力の持ち主。距離延長も不問で昇級戦でも期待は大。センスを感じさせる○ダノンアンビシャス。立て直した▲の順。〈石堂〉」

◎ アカノジュウハチ
○ ダノンアンビシャス
▲ バウンスシャッセ
× ブルーフラッシュ
☆ ホルボッシュ
△ ダノンミシガン
△ ハイアーレート



バウンスシャッセは全13記者中 ▲(3番手評価) 2記者、×(4番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 8記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

バウンスシャッセ(10着)

 「雰囲気は良かったですし、もう少し伸びてくれると思ったんですが・・・。馬込みで気を遣っていましたし、頭の高い走りになってしまいました。もっと距離があって良さそうです。」(北村宏司騎手・競馬ブック)

 「ゲートを普通に出てくれましたし、もう少し前めのポジションを取りに行くつもりでしたが、ちょっと周りの馬を気にする感じで進んでいってくれませんでした。それでも道中の雰囲気は悪くなかっただけに終いは伸びてくれると思っていたのですが…。今日の感じからマイルは問題ないですが、もう少し距離があったほうがいいかもしれません。まだキャリアの浅い馬ですし、これと決めずに色々試していくのもいいのではないかなと思います」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)。

 「先週は期待もあっただけにちょっと残念な競馬になってしまいました。楽しみにされていた会員の皆さんのご期待に応えられなくて申し訳ありません。レースを改めて振り返るとやはり第一に感じることは馬の幼さでしょうか。何か変なことをするとかそういった幼さではなくて経験が浅いということ。前走は度外視するとして、デビュー戦もきれいな競馬でもまれる競馬もしていませんでしたからね。道中気を使っているような印象を受けた走りでしたし、まだこれからでしょう。だからと言って変に止まったりしているわけではないですし、いくらか距離を延ばした条件で良さそうに感じましたから、先々につなげていけるようにしたいですね。レース後大きなダメージはないように感じましたが、いったんリセットするために放牧に出させてもらいました。今後の具体的なことは状況を見ながらですし、柔軟に考えていきたいですね」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)

 「馬の状態に気になる点はなかったですし、いい走りができるのではないかと思えたほどでした。ただ、簡単に表現してしまえばやはりまだタフな競馬を経験していない分気を使ったということなのではないかと思います。パトロールビデオを見ていただくとわかりやすいのですが、最初は田辺の後ろあたりを進めていたのですが、途中からちょっと狭くなった際にふわっと抜けて下がってしまったんです。もともと頭の位置は高めの馬なのでしょうがそれ以上に抜けてしまいましたからね。その後は勝ち馬の鞍ヅレもわかっていたので危険を回避するために少し横にずらして進み直線も外に行けるスペースがあったのでそこを狙おうとしました。ただ、ちょっとギアがあがりきれなかったですね。繊細な面が出てしまった結果となりましたが、あれだけ厳しい競馬のあと普通ならばフーフー言っていてもいいくらいなのにしっかりと整っていました。厩舎が良くしてくれていたということは確かだと思いますし、この馬自身の中身がしっかりしているということなのだと思います。まだまだ良くなる余地のある馬ですし、今後いい形で成長していってほしいです」(北村宏司騎手・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

バウンスシャッセ

 「周りに気を使っていたが最後は脚を使って次につながる内容。改めて期待。」(津曲助手・デイリー馬三郎)

 「前走は包まれる格好になり、他馬を気にしてしまった。それでも直線で外へ出したらよく伸びていたし、あのレースがいい経験になってくれたらと思う。期待の高い馬。今回はそれなりの結果を。」(津曲助手・競馬ブック)

●ほっさん予想

 ここ2戦は二桁着で大敗ですが、

重賞挑戦であること、
札幌2歳は馬場が悪すぎたこと、
前走は10着もスピード指数は75.1とそんなに悪くないこと。
そして前走は1600mが忙しかったこと

などを考慮すると自己条件で緒戦ほどの仕上げである今回はもっと走れると思っています。追い切りで見せた坂路4F50秒3は脚力がないと出せない時計ですからねぇ。

 ということで、私は勝ち負けを期待しています。最低でも掲示板に載って欲しいですね。

これ以降は2013年1月6日に作成

●パドック

 バウンスシャッセの馬体重は前走プラス6キロの510キロ。あれだけハードに攻められていても馬体重が増えている辺り、相当な能力を感じます。

 パドックでも毛づやは良く、非常に前進気勢が強く出ておりいい状態だと思いました。

●レース 

 バウンスシャッセはポンといいスタートから二の脚もついて先団に取り付きます。前から5番手の馬群の真ん中を進みます。道中は折り合いもしっかりと付き抜群の手応えで3コーナーに入ります。

 3コーナーから4コーナーの勝負どころでペースが上がると私が強敵視していた2番人気のダノンアンビシャスが失速。これはキャリア2戦によるレース下手によるもののようです。これでグッと勝利に近づいたと思いました。バウンスシャッセはしっかりと加速し、馬場の真ん中からもう先頭の同厩舎のホルボッシュを捉える勢いで2番手まで上がります。その後も脚色は衰えず、アッという間にホルボッシュを捉えて先頭に。3番手はそこから3馬身ほどの差があり、残り100mでもう勝負は決着します。そのまま1着でゴール!!時計も次に書きますが、非常に優秀でした。

●時計の評価

 今回のバウンスシャッセの走破時計は2分00秒8良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で2分01秒8でしたから、かなり優秀な時計と言えます。

 また、同日行われた1000万クラスの勝ち時計は2分01秒4でスローペースなのでイマイチ参考にならないかも知れませんが、それを大きく上回っていて、古馬1000万クラスでも十分やれると思います。

 そして競馬ブックのスピード指数はななんと90.8!!

  これがどのくらい凄いかと言うと、実はもう姉であるフロアクラフトを超えちゃいました。オークスGT 5着で牡馬相手の1000万特別を快勝し、現在準オープンクラスに身を置くフロアクラフトですが、スピード指数の最高値はスイートピーS 3歳OP 2着時の85.9です。オークスGT5着の時のスピード指数は81.9でした。前走の古馬牡馬を破った1000万特別は80.7です。

 阪神JF GT2着時のハープスターが91.9。勝った新潟2歳Sが91.1でした。

 そもそもこのスピード指数は私の感覚ですが、

70で未勝利戦勝ち負け。
ちなみにジェットブラックの緒戦は63.8なのでそんなに悪くはないんですよね。
ラフェドフルールは49.8とやはりかなり低い水準です。


75〜80で500万勝ち負け、

80〜85辺りで1000万勝ち負け、

GT勝ちは90〜100程度です。

かのエスポワールシチーは104なんて数字を持っていますが、そりゃ、GT9勝馬ですからねぇ。


 今回のバウンスシャッセの90.8は中距離としては破格の数字です。そりゃ、同日の古馬1000万の時計よりも速いですし(ペースは違いますが)、前日の金杯GVとも0.7秒差しかありません。実際、急坂のある中山芝2000mはそんなに時計が出るコースではありませんし、走破時計の2分00秒8は皐月賞でも勝ち負けできるんじゃないかと思うほどです。

●2年連続新年度愛馬出走機会緒戦を制する!!

 昨年の1月12日のフロアクラフトの軍団年明け緒戦勝ちに続き今年も緒戦を制することができました。相撲でもなんでもそうですが、早い段階で初日が出てくれることは、本当にホッとします。

 そして、2年連続母リッチダンサーでの初日なんですよね。私はホーカーテンペストの馬体を見たときに衝撃を受け、「こんな素晴らしい馬を出す母馬の能力は相当」と思い、安価な内にリッチダンサーの産駒を買いあさり、2年連続の取得となりました。

 これでリッチダンサーの日本での供給産駒はホーカーテンペスト4勝現役、フロアクラフト3勝現役、バウンスシャッセ2勝現役と素晴らしすぎる実績です。一時、アドマイヤセラヴィの仔出しが良いので注目していましたが、それを上回る仔出しの良さだと思います。

 もう、リッチダンサー産駒は価格が高騰していて、私の手の届かない馬になってしまいましたが、安価な内に2頭も良い馬を購入できて大満足です。価格も高いですが、そろそろ母の年齢も気になるところです。

 フロアクラフトもバウンスシャッセも”最優先枠”ではないんですよね。一般枠での購入で、特にバウンスシャッセは推定68パーセント程度の抽選でしたからね良く勝ち抜いたものです。

 ちなみに”最優先枠”はフロアクラフトの時がグランデアモーレ(2勝)、バウンスシャッセの時がジェットブラック(未勝利)です。

 一般枠でいい馬をきちんと取れて有り難いですね。感謝感謝です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

バウンスシャッセ(1着)

 「以前乗ったことのあるジョッキーから狭いところに入ると怖がると聞いていたのでその点を気をつけて乗っていました。距離を延ばしたことで道中も息を入れながら走ってくれました。快勝でしたね。」(グレゴリー・ブノワ騎手騎手・競馬ブック)

 「狭いところに入ると気にすると聞いていたので、外に進路を取った。距離が延びてうまく息も入ったし、完勝でした。」(グレゴリー・ブノワ騎手・デイリー馬三郎)

 「これまでに乗った騎手や藤沢調教師から、狭いところに入れると怖がると聞いていたので、その点は気をつけて乗りました。多少レース中にそのような面を見せましたが、距離が長くなってゆったりと走れました。適性が生きたのではないでしょうか。能力がある馬です」(グレゴリー・ブノワ騎手・ラジオNIKKEI)

 「ありがとうございました。強いところではなかったのですが、直前の軽めの調教のときに跨がらせていただいていましたし、ある程度の特徴は掴んで臨むことができました。とても乗りやすくていい走りをしてくれましたね。あとはやはりゆったり運べるこの条件の適性もあったということなのでしょう。怖がりなところがあっていくらか気にする面はまだありますが、経験を積んでさらに良くなっていってほしいですね」(グレゴリー・ブノワ騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「ありがとうございました。じっくり乗り込んできていい状態で臨めましたし、距離を延ばした今回巻き返してくれないかと期待して送り出しました。流れに乗っていましたし、いいリズムで走れていましたね。前回はまわりに気をつかって余裕もない感じになってしまっていたし、今後は中距離をメインに考えていきたいです。おそらくひと息入れて春を目指すことになるでしょう」(藤沢和雄調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

バウンスシャッセ(1着)

 「好位から。道中は馬込みに入れて我慢。4角でうまく捌いて、直線の入り口で2番手に浮上。ラスト100メートル付近で先に抜け出していた2着馬を差し切った。」(競馬ブック)

 「中山9Rでは3歳馬13頭が激突した「寒竹賞」。牝馬バウンスシャッセと良血牡馬ホルボッシュが1、2着で、藤沢和雄厩舎が上位を独占。5年ぶり全国リーディングへ、最高のスタートを切った。
 05年オークス馬シーザリオも飛躍の舞台とした登竜門で名門が底力を見せつけた。牝馬バウンスシャッセと08年秋華賞馬ブラックエンブレムの弟・ホルボッシュの藤沢和厩舎ワンツー。3カ月半後には皐月賞が行われる舞台で期待の若駒が躍った。
 バウンスシャッセのストライドは迫力に満ちていた。外の5番手から徐々に差を詰める。直線坂上、逃げ粘るホルボッシュを1馬身半突き放した。前走・アルテミスS(10着)とは別馬のような反応の良さで牡馬をなで斬りだ。「狭いところに入ると怖がるので気をつけてと言われた。距離が(2F)延びたのもプラスだった」。ブノワは勝因を語った。
 検量室でVTRを何度も見直した藤沢和師はこう話した。「この馬は臆病なんだ。前走も馬群に囲まれて怖がっていた。だからブノワには(馬群の)外に出してもらった」。1、2着を決めたばかりとは思えない厳しい顔で振り返った。「ゼンノロブロイの子らしい距離適性を示した。桜花賞を目指す?いや、もっと長い距離だ」。次走は未定だが、最終的に目指す先は桜咲く仁川でなくオークス(5月25日、東京)だ。
 5年ぶり全国リーディング奪還へ絶好の船出。実は同厩舎、故障のリスクが大きい厳寒期の1〜2月は冬ごもりするように長く出走を手控えてきた。その間、勝利数で関西の有力厩舎に水をあけられ、この4年はリーディングを逸してきた。新年は大胆に方針転換だ。「今年は年頭からいくぞ。この冬の中山は馬場が軟らかいから馬が傷まない。使わない手はない」(同師)。今月末には同じゼンノロブロイ産駒の大物3歳牝馬レッドシェリールも中山でデビュー予定。新春競馬での1、2着独占はリーディング奪回へのゴングだ。」(スボニチアネックス)

●気になる賞金は

 1着賞金が980万円。付加賞が35万円。特別出走手当が418000円の計10568000円。1口で割りますと18000円程度になると思われます。特別戦で賞金も高く嬉しいですね。賞金も嬉しいですが、収得賞金を加算したことが何よりも大きいですね。これでクラシックへの夢が見られますからねぇ。

●今後の展望

 クラブ公式HPの藤沢和雄調教師のコメントによりますと、ひと息入れて春を目指すということで、距離から言っても3月21日のフラワーカップGV辺りが濃厚(レース後、各スポーツ誌でも次走はフラワーカップと発表)だと思います。その後フローラSに出してオークスを目指すかも知れません。

 それにしても、こんなに早い時期に2勝目を挙げてくれたので、桜花賞やオークスまではこのままの賞金でも抽選対象くらいにはなるかも知れません。もっとも今日の走りなら、牝馬限定の重賞でも勝ち負けできると思います。とにかく無事に行って欲しいですね。

●最後に

 バウンスシャッセでご一緒の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。また、早速たくさんのお祝いメッセージをいただきまして本当にありがとうございました。

 当日は仕事でしたが、出走の時間帯はちょうど昼休憩でしたのでラジコドットコムで聞いていました。後ほど動画で見ましたが、最後は危なげない走りでしたし、時計も時計の出にくい中山の芝2000mとしては優秀な時計でしたね。次は私にとってはアフロディーテで縁起の悪いフラワーカップ辺りかとワクワクしています。重賞でも人気になっちゃうんじゃないかなぁ〜(涎)。

 トップページに3日も掲げたように、

ここ2戦は二桁着で大敗ですが、

重賞挑戦であること、

札幌2歳は馬場が悪すぎたこと、

前走は10着もスピード指数は75.1とそんなに悪くないこと。

そして前走は1600mが忙しかったことなどを考慮すると

自己条件で緒戦ほどの仕上げである今回はもっと走れると思っています。

追い切りで見せた坂路4F50秒3は脚力がないと出せない時計ですからねぇ。



・・・というなどの理由から、からっきしではないと思っていました。そして別所で書きましたが、グレゴリー・ブノワ騎手も藤沢和雄厩舎の馬だけ穴を開けるんですよね。自信はあったものの、ダノンアンビシャスなど相手も強く、しかも理由があるとはいえ、ここ2戦は大敗でしたから絶対的な自信があるわけではありませんでした。逆にこの動きで自己条件でからっきしなら、晩生の血統ですし、秋くらいまで待たなければいけないかな?とも思っていました。

 私のところの愛馬はここというところで勝ち切ってくれるのが有り難いですね。ここで2着や3着だとまた500万でも勝つまではどうかと思いますが、きっちり相手(ダノンアンビシャス)が失速したところで勝ち上がってくれました。こんなに早い段階で2勝目となる桜花賞やオークスくらいまでなら抽選対象に引っかかるのではないかと思えてしまいますもんね。

 昨年に続き2年連続の愛馬オークス出走が夢ではなくなった気がします。実現出来れば凄いことだと思います。キャロ全体でも昨年はオークス出走はフロアクラフトのみ。今年はハープスターは確実ですから、それと2頭出しだとしても、全体の募集馬からそれらの馬を引ける可能性は限りなく低いですからねぇ。

 ましてや、私のプチ自慢は比較的安価な馬でというところです。今年も仮にオークスに出たとしてもまた”17番人気”でしょうが、また先行して粘り腰を見せますぞ(笑)。


 それにしても私の愛馬で3歳のこんな早い時期に2勝目を挙げてくれた馬は初めてです。友駿ホースクラブオンリーの時はまずデビューは3歳の新馬戦が終わった時期でダービーがとっくに終わった時期にようやく1つ勝ち上がりというパターンばかりでした。

 この時期に2つ目が勝てると、抽選なら桜花賞やオークスに出走できる可能性が高くなりますし、俄然夢が広がります。あとはとにかく順調に行って欲しいですね。スピードのある馬は脚元に負担がかかるので故障しやすくなってしまいます。まともならオープンでも勝負になる馬です。姉フロアクラフトのように、このあとコツコツと1000万→1600万と進んで行くもよし。重賞で連対して賞金加算をしてくれてオープンで走ってくれるも良しですね。


 私は昨年愛馬がオークス出走と最高の経験をさせていただいたので、今年はロブロイ産駒が主軸で晩成血統だし、クラシックは縁がないだろうと思っていましたが、まだ出走できるかどうかはわかりませんが、クラシックへの期待ができる馬が登場してくれて本当に嬉しいです。

 次のフラワーカップは仕事の超繁忙期で行くことは出来ないと思いますが、4月からは仕事は一段落つきますし、どこでも応援に行くつもりです。まだ生で見たことのないバウンスシャッセの馬体を見るのが楽しみです。凄い馬体をしているんでしょうね。馬格があるからかなりハードな調教にも耐えますし、理想通りですね。

 次の重賞で賞金加算が出来れば重賞制覇の夢が見えて来ますしいい結果を出して欲しいですね。頑張れバウンスシャッセ!!私は低迷時でもずっーーーと期待していたが、これからも期待しているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2013年11月27日立ち上げ 12月5日、11日、19日、29日、30日、2014年1月1日、3日、5日、6日、9日加筆

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バウンスシャッセの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2013年11月 2日 第3戦 アルテミスステークス 重賞 東京芝1600m (10着/10番人気)

2013年 8月31日 第2戦 札幌2歳S GV 函館芝1800m (14着/5番人気)

2013年 8月 4日 デビュー戦 2歳新馬 函館芝1800m (1着1番人気